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【映画】オーシャンズ8が期待値を超えて仕上げてきた件(ネタバレあり)

<ややネタバレありです>

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8/10に上映されたオーシャンズ8!

チームビルディングの名教材であるオーシャンズシリーズ。

11~13までDVD持っている僕としては、これは見てみねばということで。

 

 

ジョージ・クルーニー時代のものが好きすぎたのでちょっと不安だったんですが、

結論、本作も大満足な出来でした!デートムービーとしてもかなりオススメ!

※前作見てからだと一層楽しめますが、8からでも楽しめます!

 

< ざっくり見出し>

 

 

1) 本作のあらすじ

11~13では、カジノからダイヤから、大掛かりなトリックで盗みを成功させてきたチームリーダーのダニーオーシャン。

は本作品では死んでおり。

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(ラスティとの掛け合いがオーシャンズ11の醍醐味)

 

その妹のデビー・オーシャンが同様に女性だけのチームで

カルティエに管理されている150億円相当のダイヤを盗むのです!

なので時系列的にいうと、11⇨12⇨13⇨8です。

 

 

5年の刑期を終え、晴れて仮出所を果たしたデビー・オーシャン(サンドラ・ブロック)。

かつて“オーシャンズ”を率いたダニー・オーシャン(ジョージ・クルーニー)を兄に持つ、生粋の強盗ファミリーの一員だ。

 

出所して早々、刑務所の中で考え抜いたプランを実行に移すべく、デビーの右腕となるルー(ケイト・ブランシェット)と共に個性豊かな犯罪のプロたちに声を掛け“オーシャンズ”を新結成するデビー。

集まったのはいずれも一流の才能を持ちながら冴えない毎日を送っている、ハッカー、スリ師、盗品ディーラー、ファッションデザイナー、宝飾デザイナーたち。

 

彼女たちのターゲットは、世界最大のファッションの祭典“メットガラ”で、ハリウッド女優(アン・ハサウェイ)が身に付ける1億5000万ドルの宝石!

しかしそこには、網の目のように張り巡らされた防犯カメラ、屈強な男たちという世界一厳しいセキュリティが立ちはだかる。

 

たった一秒の狂いが命取り。しかも世界中に生配信されるこの祭典のさなかに宝石を盗み取るという、前代未聞で型破りな計画は果たして成功するのか――?

そしてこの計画に隠された更なるデビーの計画とは――!?(HPより抜粋)

 

出所するところから始まるということで、例にももれずオーシャンズ11と同じ展開で始まるんですわ。

もうすでにワクワクしっぱなし。

 

その後42$ほどの所持金しかないデビーですが、その日のうちに高級ブランドの化粧品を手に入れ、5つ星ホテルに無料で泊まり、

反省の色は1mmもなしw

もうコンビニに行ってくるかのように、息を吸って吐くかのように、デビーは犯罪を犯していきます。

犯罪がライフワークすぎて見てて気持ちいいです。

 

そこからダイアを盗むためのチームづくりとプランの概要が明らかになるわけですが、

5年以上も独房の中で1000回シミュレーションしたプランということで、

面白いほどにデビーの策略どおりに皆が転がされていくのです。

 

今回のメンバー紹介

 

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・プロデューサー(CEO的な)

・その右腕(COO的な)

ハッカー

・ダイヤ鑑定士

・運び屋

・スリの達人

・デザイナー

のチームです。

 

あれ、役割としては7人じゃね?っと思ったんですが、つかデザイナーとか何すんの?と思うわけですが。

 

これが非常にシンプルなロジックで、

 

「地下室に管理されてるダイヤは盗むの無理だわ」

「じゃあダイアを別の場所に移動させて、そこで盗もう」

「セレブにでもそのダイヤをパーティーで着てもらいましょ」

 

てな訳で、ダイヤが表に出てくるようにプレーヤーや世論を巧妙に操作することから始まるんですね。

 

そして、その後はパーティーの場で、ああだこうだ緻密な計画どおりに実行!

(無血でスマートに盗むのがオーシャンズシリーズです)

 

なんでオーシャンズ8の最後の一人の役割は

・セレブ(ターゲット)

としての役割です。

(アンハサウェイ、悪女を演じてもかなりいける) 

 

2) 運び屋の大事さ 

ちょっと本線から脱線しますが、今回「運び屋」だけはやや分かりづらかったのではないでしょうか?

 

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サラ・ポールソンがママかつ犯罪者を好演技)

 

「事前に導線を綿密にシミュレーションしきって、ものを運び切る能力」は、

かなり抽象的でスポットを浴びづらいけど、現実社会でむちゃくちゃ重要な能力ですよね。

 

今回のミッションは、ただダイアを盗むだけではなく「どのように外に持ち出すか」も重要なポイントであり、そこを設計する運び屋の能力が必須だったのです。

札束やダイヤをどうやって、スマートに持ち出すか?

これはオーシャンズシリーズの見どころです。

(本作は7人がダイアを手渡しで連携していくシーンが本当鳥肌モノ!)

 

実行無きシミュレーションは絵に書いた餅であり、実行力というのは全ての肝なんですよね。

人間社会でも、この運び屋のような「抽象的で複雑な業務フローを分解してミスなく実行する」という仕事は多いかと思うんですが、凡事徹底で突き詰めればオペレーション力も一つのタグになるなあーとふと思いました。

 

3) 映画の見どころ

<ちょっと具体のネタバレ入ります>

・パーティー会場の描写が本当に美しい!

まじ目の保養になります。美女が集まるプレミア。

妖艶なドレス姿は、本当見てて息を飲まれます。

 

オーシャンズ過去作品を彷彿とさせる「報復のための盗み」

オーシャンズ11の「テスを奪い返すための盗み」

オーシャンズ13の「ルーベンの無念への報復」

 

リーダーが私怨で動くことって本来的にはすべきものではないのですが、

(チームの危険を増やすという意味で)

人としての信念を優先する、人間臭さ満載のこういうリーダーに

人は付いていってしまいますよね・・・

 

今回も、元カレへの私怨たらたらで報復をするのですが、

そこをキレイに整理しているのも含め本作の見どころ!

 

・過去作の出演者も出るよ

ルーベンや、なんとイエンも参加!

というかイエンの働きが毎回すごすぎるよねこの人www 

最終的に彼の超絶身体能力頼みの局面が多すぎるw

 

アン・ハサウェイの役どころが素敵

劇中にVOGUEのアナ・ウィンターが出てきたり、(カメオ出演っぽい。)

プラダを着た悪魔ともなんか繋がってるのかな?

 

とも思ったんですが、流石にそれはなかったです。

プラダを着た悪魔の純朴なキャラとは本件は打って変わり、

アン・ハサウェイは悪女感満載のしたたかな役回りでした。

金のために徹底する感じが爽快だわ。

 

オーシャンズ8見てからオーシャンズ11から復習すると、また楽しめますねー!

次はオーシャンズ9になるんですかね。

 

では、また。