ストレスレベル高いと投資は絶対損するという話
株式等で運用されている方も多いと思います。
また、これから投資を始めるであろう方が一番に直面するのが損切りへのストレスでしょう。
今日は、ストレスマネジメントがどれほど大切かという話です。
※ある程度売買されるトレーダーの方向けです。
▼のよう、積立で長期投資される場合はケースが異なります。
< ざっくり見出し>
1) なぜストレスが高いと投資パフォーマンスが下がるか
どのような状態が投資パフォーマンスが下がっているか、ということからお伝えします。それは、塩漬け状態(含み損を放置し、売却のプランも立てないこと)です。
※積立の場合は、ドルコストでかつ、価格がある程度標準化されます。配当+中長期で成長する対象に投資することで、一定時間経過後、トータルでプラスになるという戦略です。
高くで売って安くで買うことを繰り替えしたら儲かるわけですが、売買タイミングは完璧に予測するのは不可能。10回投資したなら勝ちも負けもあるのが投資の世界です。
その中で、何勝何敗なら、トータルとしてプラスになるのでしょうか?
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これだけだとわからないですね。
つまり、3勝7敗でも、20%の利益確定×3回と、5%の損切り×7回では、トータルとしてはプラスになります。
ここから、大勝ちする銘柄を探すスキルと、負けを最小限に止めるスキル、これら両方が重要なことが分かります。
(ソフトバンクをITバブルの最高値で買っていたら、未だ半分くらいの価値です)
損失を認識することは、脳に非常に負荷がかかります。それゆえ、高ストレス時には、この問題から目を背けたくなってしまうものです。
そして損失が拡大したら、それがさらなるストレスとなり、完全に臭いものに蓋をする・・・
これがよくある事例です。
例えば7勝3敗でも、負けの中に1つでもバブル時のソフトバンクの塩漬けがあればトータルのパフォーマンスで勝つのは相当難しくなってきます。
健全なメンタルで、機械的にトレードを行いましょう。損切りできない状態では相場に臨んではいけません。
2) まずすべきこと
冷静にトレードの成績を把握できる状態に戻ることが最優先です。
岩盤浴にいく、筋トレする、ペットと遊ぶ、などなんでも構わないです。煩悩を排除した状態でポジションに向かってくださいw
その後、逆指値の売り(○○円以下に株価が下がったら売る)を入れて、機械的に損切りできるようにポジションを見直すだけで大丈夫です。
暴落するときは一気に下るので、逆指値を入れておくことはパフォーマンスupに大いに役立ちます。
3)ストレスからくる●●を辞めたら利回り10%up?
ストレスレベルが高い時、無意識にしてしまっていることは人それぞれ多かれ少なかれあると思います。
暴飲暴食だったりギャンブルだったり風俗だったり、何かしら高ストレス下で散財した経験は誰にでもあるでしょう。
それらの出費というのは一時的な対処にすぎず、またストレスレベルが高まった時にまた出費が再発する行動パターンです。
月1〜2万レベルで普通に支払っており、そこに気づいていない人はかなり多いです。
年間12~24万円の出費は、年間10%(税引後)で運用しようと思っても元銭として120~240万が必要になります。
そういう意味から、金のかからないストレスの解消方法を知っていることは、
数百万レベルでの金融商品と同じ価値があるのです。
このサバンナで生きている限りストレスは無くならない、ということを念頭に置いた上で、こまめにストレスをぶっ潰す、もしくは原因を改善していく姿勢が最も必要となります。
そして、
そんなん当たり前のことは分かってるわ!w
と思う方が大半かと思います。
おそらくまだストレスへの感情が残っている状態なので、何かしら発散したあと、ストレス撲滅の具体案をリストアップしていく必要があります。
要は頭に血が上っているうちは、理性が働かないので、まずスッキリしてから、問題解決のためのクリエイティブな時間を確保しましょう。
では、また。