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宝くじ必勝法について考えてみた

毎年この時期になると「宝くじ買った?」みたいな話題をする人が周りに出てくる。

バラで買うとどうこう、連番で買うとどうこう、当たる売り場や神社がどうこう、、など色々とあるらしい。

 

今年の年末ジャンボは最高7億円。人生を狂わす大金である。

とりあえず当たったらマンション買いたい。あともっふもふの犬も買って浜辺で暮らしたいから一軒家も欲しい。あと、見たことのないくらい分厚い肉食べたい。

 

7億円を手にするため、宝くじでどうしたら勝てるのか、検証結果をここに記しておく。

 

 

 

<ざっくり見出し>

 

1)宝くじは買った時点で半分の損失はほぼ確定するらしい

すでに終了フラグであるw

つまり、システムを利用する場合には手数料が発生する。例えば株式投資における売買手数料であり、ギャンブルにおいては堂本が諸々の手数料をさっぴく。

 

その手数料は控除率と呼ばれ、控除率が高ければ高いほど、我々へ戻ってくるリターンは低くなるのだ。

(例:控除率10%だと、手元に最終的に90%の金額は戻ってくる)

で、各種のギャンブルを比較してみたものがこちらだ。

 

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参考

http://honkawa2.sakura.ne.jp/5680.html

 

それでいうと、宝くじは、エントリーしたタイミングで半分の負けがほぼ確定の無理ゲーであった。

 

そして、さらに重要なことは金額をかければかけるほど、想定リターンはこの控除率に近づいていくということだ。

つまり資金10万円でベットした場合よりも資金1000万円でベットした場合の方が、統計上より有意になるし、控除率どおりのリターン(掛け金の46%が戻ってくる)になる可能性が高まる。

 

それでいうと、「儲けるために大金をつぎ込めばつぎ込むほど損が膨らむ」

というジレンマが生じてしまうのである。。

 

※話はそれるが宝くじ関連の記事を検索してみると、

・当選者には高齢者の割合が高い(=高齢者が多く買っているだけ)

・この売場で当選実績が多い(=この売場で多くくじが買われているだけ)

などの記事がよく出てくる。結局、当選回数(確率ではない)を高めるには軍資金ありきであるが、それが「軍資金<リターン」を指すものではない。

 

まとめると、あくまで、お金を張れば貼るほど当たりやすくなるが、結果手元に戻ってくるのは半分以下に落ち着くというのが宝くじの性質だ。

 

 

2) ギャンブルの醍醐味は金を張る時である

とはいえ、ギャンブルの醍醐味は金をベットして、結果を待つそのスリルである。

スロットなら毎回の回転であり、カードゲームなら毎回のカードがめくられるタイミング、そして掛け金が増えるタイミングである(それが一瞬だったとしても。。)

 

その理論でいうと、宝くじは1回しかエントリーポイントと結果発表のタイミングがないため、一度しか楽しめない。

 

なので、1)および2)からの結論としては、宝くじは「最小の口数だけ買って、その金は戻ってこないものとして、1億円という夢をおかずに妄想をいっぱいする」のが一番の楽しみ方ではないかと思う。

 

とはいえ僕は強運なので前後賞の1億5000万くらいは当たると思う。なんで1口だけ買ってみた。 

 

※ちなみに、宝くじの当選確率は500万分の1〜2000万分の1らしい。

・500万分の1だと福岡県の全人口のうちから1人が当たる確率

・2000万分の1だと東京都民と埼玉県民の全人口のうちから1人が当たる確率である。

 

 

3) 結局ブラックジャックが楽しすぎたなーという話

現在日本では禁止されているギャンブルは多いが、今後カジノ法案が施行される中でルーレットやバカラなど、控除率の低いギャンブルを日本でも行えるようになる。

 

海外では僕はブラックジャックをプレーすることが多いのだが、ブラックジャックは95〜100%超の控除率である。

1度あたりのエントリーも1〜5$でできることが多いし、100$持っていけばそれなりに楽しめる。 

上手く資金管理をすれば、長くゲームできるのがブラックジャックの醍醐味だ。

ディーラーによって流れや盛り上がり方も変わるし、気づけば数時間が経ってしまっていることもざらだ。

 

この前の海外旅行で、2週間毎日通い続け10万円をすった僕が言うから間違いない。

一番楽しいギャンブルはブラックジャックである。

 

皆様に夢一杯の年末が訪れますように。よいお年をお過ごしください。