【頑張りっぱなしのあなたへ】頑張りを金に変える努力をしよう
すごい性格も良くて頑張ってるんだけど、金銭的に報われない人って日本には特に多い気がする。
マネタイズを意識することで、誤った頑張りで時間を無駄にしてしまうことを減らせるという話。
結論からいうと、
・手持ち資産に24時間365日働かせる
・割高で手持ち資産を売却する
・時給の高い働き方を見つける
という3軸を意識すれば、時間は相当浮いてくる。
<ざっくりまとめ>
1) 出口戦略の無い投資の問題点
株の投資初心者で良く目にする光景だ。
短期売買で予定だったものを損切りできず、「これは長期投資だから」といって塩漬けにしてしまった経験は誰しもあるのではなかろうか。
この問題点は、時間や金という有限なリソースを殺してしまうということだ。
損切りしても、その期間別の銘柄に乗り換えてプラスにできれば、トータルでは回収ができる。
外部環境が変わりまくるこの時代、前提の変化に合わせてピポットしまくらないとリターンは上がらない。
見込みの無い投資対象に投資している時間をなくそう。
2) 相対取引は「片方が割高で売る」「もう片方が割高で買う」というゲーム
株の売買だと手数料や動きが可視化されているので不透明性は少ないが、
不動産投資やビジネス買収などの時には、極めてこの要素が重要になる。
「魅力的な投資対象やビジネスなら、売り手は売らずに運用し続ける方がリターンが高い」というシンプルな原則を忘れてはいけない。
資金需要やビジネスの運営者がいない等、売却理由は諸々あるだろうが、買い手は「なぜこの人は売ろうとしているのか」その理由を突き詰める必要がある。
当然売り手は、出来るだけ手数料を乗せて売却しようとしてくる。
不動産だと3%くらいが売買手数料じゃ?と思うかもしれないが、それ以外にも計上方法を変えて諸経費を請求することは可能だ。
ビジネスにおいては、さらにこの自由度が高くなる。そのため、「自分が理解できないビジネスを買う=割高で請求される可能性が高まる」ということだ。
例えば「メンテナンス不要のサイト買収」などであれば、想定収益の5年分で買い取りとかあるが、実際は収益がそれを下回ることもざらだし、そもそもメンテナンスが思った以上に必要だったりする。
買い手は、金や労力をかけずに、儲けられる方法はない、といい加減覚えるべきだ。
一方売り手のスタンスとしては、自分が魅力的な資産を保有しているなら、それを売却する戦略は常に頭に持っておくべきである。
買い手との情報の非対称を最大限に利用して、想定収益×5年分+手数料などで売却できれば、それは5年分の時間を手に入れたことに等しい。
出来るだけ、高く売却するよう交渉に努めよう。
その5年分の前受を元に再投資すれば、資産形成のスピードが一気に上る。
3) 出口を考えたキャリア設計の重要さ
人的資本を考えた時に、「対外的にどのように魅力的に映るか」という軸で会社選定をすることは必要だ。
転職前提で自分に箔を付けるために一度経由するのはありだ。
これらは、今後社会において世論として求められ続けるものであり、企業としてもその専門性をもった人材を必要とする。
需要>供給のポジショニングを取れれば、顧問業だけで複数社に月1で出社するだけでウハウハみたいな暮らしも可能だ。
みたいなことを常々思う。
投資もビジネスもキャリアも、「必死に頑張ってます」だけではだめで、いかにその頑張りを売却するか、金にするか、を考えるのが本当の努力である。
手元にキャッシュを入れるのがゴールで、その手段は何でも良い訳だから、時間を沢山かけるのは必須条件ではない。
これって仕事においては当たり前のことだけど、金に関する努力というと思考停止=精神論に走る人が多いのはなぜだろう。
では、また。