月1で時間と金の使い方を見直すと、人生がイージーゲームになる
もう数十年も人間をやっていると、だらだらSNS見てしまったり、
無駄な出費をしてしまったり人生における悪癖が見についてしまう。
人間というのは怖いもので、習慣化されたものについては無意識に実行してしまう。
逆に、悪癖をつぶし、良い習慣を増やすことができれば人生は勝手に好転していく。
人生をイージーゲームにするための、習慣の見直し方を書きたい。
<ざっくり見出し>
1) 24時間は良き習慣+悪い習慣の集合体
一度、自分にとってスタンダードな一日の仕事・睡眠以外の自由時間を計測してみると面白い。
TVに30分、ネットに60分、歯磨き3分、風呂5分、通勤時間90分など。
洗い出してみると無意識にスマホゲームをしてしまっていたり、通勤時間を活用出来ていないことに気づいたりする。
その中から影響の大きいものを0にする、置き換えるプランを考えてみよう。
<例>
・掃き掃除はルンバで代用し自動化
・使用頻度の高いアプリをアンインストールし、時間を作る
・通勤時間はオーディオブックで読書しインプットにあてる
特にオーディオブックは手軽にできてオススメであり、どうしても発生する掃除や移動という時間を効率化してくれる。
(英語学習とも非常に相性が良い)
要は、24時間の中で浪費してしまっている部分を、自分の経験や知識を向上させる時間に置き換えよう。
大体超一流になるには1万時間が必要と言われるが、素養を広げたりする目的で言うと百時間もあれば充分だ。
1日30分の時間を改善出来たとすれば、それは1年で182時間・約1週間に相当する時間であり、一生を通して考えると大きな時間のまとまりを作り出せる。
(中でも家事系は時間を相当使うので、アウトソースは非常に有効)
僕は上述の考え方で、昨年は法律、今年はファイナンス・会計のレベルを相当底上げできた。
おかげで弁護士や法務と共通言語で話せる素養が出来たし、投資のパフォーマンス向上にも寄与しており、非常に役に立ちまくっている。
自分の時間の使い方を知り、一日の密度を変えることにより、
若くして仕事や思考が洗練されている人は多いが、それらは必ずこれを実践している。
2) 金の使途にも良き習慣と悪い習慣がある
金の使い方にも時間同様のことが言える。金の場合は家計簿等があるので時間よりも可視化しやすい。マネーフォワードとか使えば楽だ。
特に、毎月の引き落としに気を付けるのが有効だ。
洗い出しをすると自動引落されているサービス数に驚かれるかもしれない。
<例>
・使っていないサービスで毎月引き落としはされてないか?
・その保険は必要なのか?
・通信費は適切なのか?
固定費については別記事に詳細があるのでそこに譲りたい。
生活水準を下げずに固定費を下げまくった結果⇨放っといても毎年100万くらい貯まる生活になった話 - これは魂の爪痕だ
また、自己投資と言われるものにも注意が必要だ。
それはアウトプットに繋がっているのだろうか?
アウトプットなき勉強会やコミュニティーへの参加は浪費だ。
個人的には、その金があれば1株でも買って投資経験を積むほうがよっぽど勉強になると思う。
3) ロールモデルを見つけて徹底的にパクれ。
時間と金の使い方を可視化した後は、これを月次で改善していくだけだ。
カレンダーの毎月決まった日に「自分の習慣を見直す日」をリマインドとして入れよう。
※手段はエクセルでも紙でもなんでもいいが、過去からの推移が見える形で改善していくと良い。
問題はどのように改善していくか?ということだが、僕の場合、ロールモデルのコピーをするのが一番効率が良かった。大なり小なり、皆自分が目指す理想に近い人がいると思うが、それを徹底的に真似するのだ。
モデルとする人に何とか近づいて、(その手段としてイベントなどにいくのはアリ)
フィードバックをもらうことができれば、一気に成長のスピードが上がる。
よくネットワークビジネスとか宗教で言いがちなフレームワークだが、ベンチマークをつくって行動を徹底的に模倣するのは最初は極めて理に適っている。
問題は、フィードバックをもらうための関係を作るにはどうすればよいのか、というところだ。
待っていても誰かから教育される環境のある会社での仕事とは違い、
自分の人生のあり方を問いてくれる人は誰もおらず、
人生のロールモデルとの接点は自分で作り出すしかない。
ここはアイディアの見せ所だが、もし思いつかなければ対価を示すのが分かりやすい。
面談費用を負担する、何か仕事を物理的に手伝うなど。今流行りのオンラインサロンなども良いだろう。
要は自分を面白いと思ってもらうか、周りにおいておいてメリットがあると思わせるか、どちらかだ。
4) 最強なのは考え方をパクること
突き詰めていくと、考え方から全ての行動(時間や金の使い方)が生まれているということに気づく。
そのために、その人の思考をパクるのが有効だ。
それは著書や記事などを熟読することもそうだし、質問する機会があれば「○○はこう思うんですが、どのように考えますか?」と考え方にフォーカスした質問をするのがよい。
徹底的にパクりまくっていくと、なんとなく考え方の原則が分かってくる。
良き思考が身についてくると、自ずと良き習慣の割合が増えてくるのだ。
色々と書いたが、最後に。
No one is perfect であり、誰にでも悪い習慣はあるということ。
つまり自分に悪い習慣があることを責めずに、
「改善点見つけたラッキー!」程度で気持ちで続けられると良い感じに続く。
1月に1つの改善を出来ると、1年で12個。
一生継続できれば、その時のあなたは今のあなたとは完全に別人になってている。
なんかむっちゃ意識高い感じの内容になったが、頑張ってる感なく、
これを普通に淡々とこなせるようになればそれは習慣化されたということだ。
淡々と生きてるうちに気づけば人生余裕でクリアしてた、みたいな感じになれることを目指したい。
では、また。