私は好きにした、君らも好きにしろ

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英語とかプログラミングとか勉強する前に、まず日本語勉強しろと思った話

仕事をしてみると「何しゃべってるのかよく分からん」という人に

少なくとも1人は出会ったことがあるのではないか。

 

質問に関しトンチンカンな回答をし、なんとなく雰囲気で返事をし、決して議事録を書かない、謎に威勢と人当たりが良い、などが彼らの特徴だ。

 ※大抵、営業職に多い傾向があり(自分調べ) 

 

現在僕は英語も必要なIT企業でなんとか生き残ってるんだが、意外と日本語さえしっかり使えたらそれは差別化になるんじゃないか?とさえ思う。

それぐらい、ビジネスで実用的な日本語は意識しないと学べないものであるし、

下の☑に当てはまる人がいたら、まず資格を取る前に日本語を学び直すのがコスパいいんではないかと思う。

 

 

プライベートでは、緊張感のある日本語はそうそう身につかないという事実

まず、この事実を理解した方がいい。よっぽど躾が厳格な環境で育たない限り、会話なんて「これやばくねww」「まじありえねえんだけど」

など、主語や対象が割愛された、身内の中でのコミュニケーションの経験でしかない。

また、コミュニケーションのミスがあっても笑い話ですむ。

 

全く緊張感の無い空間で使った日本語と、ビジネスでの日本語は、

スラングと国連の英語くらい違うんではないか。知らんけど。

 

異なる性格・バックボーンの人々と、ミスが許されない環境で会話をするビジネス環境は、殺伐とした特殊空間だ。

その前提に立つと、仕事で日本語が通じなくても決して恥じることはない。

 

5W1Hを使えているか

ビジネスで支離滅裂な人は、このようなケースが多い気がする。

 

・主語を抜いて話すので誰の話か分からない。突然主語が変わり、さらに意味が分からなくなる

・「やる」など抽象的な動詞を行う

・当然「どのように」というビジネスで重要な部分もよく分からず、結局何をしたらいいのか分からない 

 

まず、新卒でも中学生でも意味が分かるように、日本語を書こう。

そして、相手が話している中で5W1Hがよく分からなければ確認する癖をつけよう。

分かった気になって後で確認するのがお互いにとって最も無駄だ。

 

意味が不明な事は恥ずかしいものではない。その場で確実に認識をクリアにしよう。

 

☑議事録を書けているか

 これには5W1Hと合わせて、話の論点を分かっていることが求められる。

 

・何について話をしていて

・決定事項は何で

・検討事項は何なのか

・タスクの担当は誰なのか

・検討事項/タスクはいつまでに実行されるのか 

 

これらを同時並行で情報を処理する力が求められる。

一方、上記確認項目はテンプレ化できるので、会議の終わりに確認できれば結構スムーズだ。

 

これもポイントは、決して確認を面倒がらずにその場で行うこと。

打ち合わせが終わった瞬間に上記を網羅した議事録を関係者に送れるようになれば、日本語レベルはかなり上がっている。

 

☑メールとメッセだけで最初から最後まで仕事を進められるか

 これが出来ればほぼマスターだ。

見知らぬ人と、チャットとメールだけで仕事を進められるスキルがあれば、本当に役立つ。

ポイントは

 

・確認事項/依頼/期日を短文で表現する

・お詫び、嬉しいなどの感情表現を文章で出来るようにする

・複雑な事象を①②などの段落ベースで論点を区切る

・期限が切れたタスクを、相手に不快な思いをさせずにプッシュする

・yes,noだけで回答できる質問送る

・テキスト化難しいものは、スクショで図解などを送る

 

などだ。

お詫びの時の「〜なのですが。。。」

依頼の時の「ですと助かります」

などは必須スキルである。

 

やはり顔を見ずに声も聞かないことの弊害は大きくて、一次情報として不明な人から「これどうなってますか?」と聞かれるとやはり感情的に違和感はある人が多い。

 

そこも含め、まず最初に即レス・的確な文章でやり取りをし「ビジネスマンとしてある程度しっかりしている」という信頼を得て、かつチャーミングなやり取りで人間味を醸し出せたら完璧だ。

 

長い間チャットだけで仕事をしていたパートナーと対面するとき、お互いに「やっと会えましたね・・・!」と感極まるものがある。

 

 いろいろ書いたが、意外と使いこなせると重宝されるんで、是非、可能であればご検討いただけますと大変助かります。